飲食関連

飲食店のアルバイトが続かない理由と改善方法7選

「アルバイトがすぐに辞めてしまう…」

「言うことを聞いてくれない…」

と悩む飲食店も多いのではないでしょうか?

この記事では「飲食店のアルバイトが続かない理由」と「飲食店のアルバイトを続かせるための改善方法」についていくつか紹介します。

全ての説明が僕のアルバイト経験や、実際にアルバイトとして働いている人にインタビューしたリアルな感想を基に紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!

飲食店の
アルバイトが続かない理由5つ

厚生労働省によると、アルバイトが多い飲食業界全体の離職率は32%とも言われています。

アルバイトのみの離職率は50%を超えるとか…

店長
店長
そんなに多いの?

アルバイトは時給や通勤時間だけでなく

  • 人間関係
  • 職場の雰囲気
  • 自身の心境や状況の変化

などによって退職する可能性が高く、正社員よりもコントロールが難しい傾向にあります。

店長
店長
具体的に何が原因なの?

ここからは、飲食店のアルバイトが続かない理由を5つに分けて紹介します。

【飲食店のアルバイトが続かない理由1】
時給を低く設定している

飲食店の時給は一般的に高く見えますが、能力給として支給してる会社が多く、アルバイトを昇級させるのは難しい傾向にあります。

バイトくん
バイトくん
バイトリーダーになったのに
時給が10円しか上がらなかった

なんて話も少なくありません。

アルバイトにとって時給は直接的に給与に響いてくるので、今より高い時給のアルバイト求人を見つける度に「退職したいという気持ちが増してしまいます。

割りに合った時給を設定するためには、実際のアルバイトの仕事量と比較して設定をしなければなりません。

時給と仕事量の設定が疎かになると、アルバイト不足(人手不足)の原因になります。

【飲食店のアルバイトが続かない理由2】
任せる仕事量が多い

帝国データバンクの調査によると現在、8割の飲食店が人手不足という結果が出ています。

人手不足が原因で、アルバイトに対して正社員と同じような働き方を求めている飲食店も少なくありません。

しかし、正社員と同じ働き方を求めるとアルバイトの仕事量が増えるわけですから、給与や待遇の不公平さを感じてしまいます。

時給と仕事量の整合性が取れていないと、退職する人が多い傾向にあるようです。

【飲食店のアルバイトが続かない理由3】
融通が利かないシフトを作成している

ほとんどの飲食店はシフト制を導入しており、当日の混雑状況も読めないため、シフトが不規則になりがちです。

人手不足の飲食店の場合、アルバイトが希望したシフトよりも長い時間の勤務を半強制的に依頼したり、希望した休みの日にも出勤の要請をするなどの問題も多いです。

固定した時間で働きたい

シフトに振り回されたくない

というアルバイトも多いので、店を中心に考えたシフトを組んでしまうと、アルバイトが退職してしまう傾向にあります。

【飲食店のアルバイトが続かない理由4】
社員の仕事の教え方が適当

飲食店のほとんどの正社員は、ワークライフバランスが乱れている人が多いです。

そのため、ストレスが溜まり仕事がいい加減になっている傾向にあります。

適当な教育が原因で、

なかなか仕事が覚えられない

思い通りに働けない

ストレスが溜まる

萎縮してミスを重ねる

という悪循環にアルバイトが陥ってしまう可能性が高くなります。

「仕事を覚えたい!」とやる気に満ちて働き始めたアルバイトの気持ちがどんどん薄まって、最終的に退職をしてしまう傾向にあるようです。

【飲食店のアルバイトが続かない理由5】
人間関係が悪い

飲食店は大勢の人で成り立っているので、人間関係のトラブルが多いです。

あの人が付き合ってるらしい

あの人は仕事ができない

あの人にだけ優しくしている

など様々な内容のトラブルが原因で、人間関係がギクシャクして店舗全体の雰囲気が悪くなり、嫌になったアルバイトは退職してしまう傾向にあるようです。

店舗によってはアルバイト同士が派閥化していることが原因で、いじめに繋がっている事例もあります。

飲食店のアルバイトが
続かない時の改善方法7選

飲食店の働きやすさは経営者や店長などに左右される特徴があり、それがお店の雰囲気に表れていることがあります。

どんよりと暗い雰囲気であれば、社員はもちろんアルバイトのモチベーションも低く、それと比例して離職率もかなり高い傾向にあります。

店長
店長
アルバイトを
定着させる方法はないの?

ここからは、飲食店のアルバイトが続かない時の改善方法を7つに分けて紹介します。

【アルバイトが続かない時の改善方法1】
面接時に詳しく説明する

飲食店のアルバイト面接の際、簡単な仕事内容の説明をしている店舗が一般的だと思います。

しかし、仕事内容の詳細は出勤初日に説明することがほとんどで、そこでギャップが生まれるケースが多い傾向にあります。

店長
店長
慣れれば余裕だよ!

と安心させようとする社員が多いですが、そのフォローは返って逆効果です。

アルバイトにとって新しい環境で想定していない仕事をしなければならないわけですから、そのギャップを埋めるのは容易なことではありません。

バイトくん
バイトくん
この仕事するとか
聞いてないんだけど…

というギャップがストレスの原因となり即退職するアルバイトも少なくありません。

また、アルバイトは面接時に

店長
店長
何か質問ありますか?

と聞いても質問をしない傾向にあるので、

  • 仕事内容
  • 勤務時間
  • 交通費
  • 待遇、福利厚生

など詳細に伝えて、アルバイトがギャップを感じずに働ける環境を作りましょう。

【アルバイトが続かない時の改善方法2】
適切な仕事量にする

飲食店は基本的に従業員のペースで仕事をするのではなく、常にお客さまのペースで仕事をしなければならないので負担がかなり大きいです。

どんなに忙しくても、お客さまは四方八方から容赦なく追い討ちをかけてくるので精神的にもかなり辛いものがあります。

その状況下で

  • 仕込み
  • 発注
  • 事務作業

などの社員業務を任せようものなら、アルバイトが精神的に追い込まれて退職してしまうのも時間の問題です。

それを防ぐためには、店長や時間帯の責任者が従業員の負担を少しでも軽減できるよう適度に指示出しを行う必要があります。

店長や時間帯責任者であれば、業務の優先順位は把握しているはずです。

店舗状況を見ながら、優先順位を決めてアルバイトに指示を出したり、ひとりでは困難な作業などに関しては、協力してあげることで負担を軽減できます。

アルバイトが困っていたり、助けが必要な状況の際は任せきりにせず、協力して負担を分散できるように心がけましょう。

【アルバイトが続かない時の改善方法3】
シフトの融通をきかせる

飲食店の多くはシフト制を導入しているので、シフト作成者は従業員の生活状況などをしっかりと理解しておく必要があります。

従業員は基本的に、自身のリズムで余裕を持ってシフトを提出しているので、極端に負担が多くなるシフトを組んでしまうと、アルバイトは長続きしません

アルバイトは時給の次に「シフトの融通がきくか」を重視しているので、自分が希望する日時に働けるかどうかによって定着率はかなり高くなります。

  • どのくらい稼ぎたいのか
  • どんな働き方を求めているのか
  • 仕事で不安な点はないか

しっかりとコミュニケーションを取ってアルバイトの内面的な部分も理解したうえで、シフトを組んで調整してあげることが重要です。

【アルバイトが続かない時の改善方法4】
丁寧に仕事を教える

どこの飲食店も基本的にマニュアルが存在します。

特に大手になると、同じレベルのクオリティ・同じレベルのサービスを維持するために、マニュアルを徹底している傾向にあります。

マニュアル自体も、新しく入ってきたアルバイトでもすぐに仕事を覚えられるように作られていることが多いです。

しかし、ここで気を付けなればならないのは、アルバイトの力量には個人差があるということです。

マニュアルを見て数日で仕事ができるようになる人もいれば、覚えるのに数ヶ月かかる人もいます。

店長
店長
マニュアル見て!

とその場で教えずに自身の仕事を再開する人が多いですが、マニュアル通りにやったとしてもアルバイトからすると不安でしかありません

それが、ストレスの原因となり退職につながる可能性があります。

マニュアルにない説明は自身しかできませんので、投げやりにせず丁寧に教えてあげましょう。

また、仕事を教える際は

  • どうやるのか
  • なぜそれが必要なのか

具体例を交えて教えてあげることで、アルバイトは想像しながら覚えるので、仕事の理解度が上がります。

マニュアルに頼らず、仕事が分からず困っているアルバイトがいたら、真っ先に声をかけて具体例も交えて丁寧に教えてあげましょう。

【アルバイトが続かない時の改善方法5】
アルバイトと会話をする

飲食店では、他人と関わる機会が特に多い業界です。

特に自分よりも他人のことを考えて行動する機会が多いので、従業員同士が信頼関係を築いている必要があります。

社員だから

雑談していると怒られるから

という理由で何気ない話も一切なく、仕事を振るだけの人間になると

バイトくん
バイトくん
何あの人…ムカつくな…

とどんどん悪い印象を与えてしまいます。

アルバイトと仕事を協力して進めるためには「何気ない日常会話」から距離を縮めて信頼関係を構築することが最も重要です。

信頼関係があってこそ初めて協調性が生まれ、仕事が効率よく進むので

店長
店長
仕事中に喋るなよ

と頑固にならず、心を広く持ってアルバイトと接していきましょう。

【アルバイトが続かない時の改善方法6】
常に明るい職場を心がける

お客さまが食事を楽しむためには、従業員が楽しく働いて不満のない環境であることが重要です。

気づかないかもしれませんが、お店の雰囲気はお客さまにすぐ伝わります。

従業員が楽しく元気よく笑顔で働いていることで、サービス向上につながり、お客さまの満足度も上がります。

逆に働いている従業員が無愛想で活気がない状態は、お客さまの満足度は低く、クレームの原因にもなります。

お客さまの満足度を上げるためには、従業員が楽しく働いていて店内が和気あいあいとしていることが重要です。

従業員の満足がなければ、お客さまを満足させることは難しいので、常に明るいお店になるように心がけましょう。

【アルバイトが続かない時の改善方法7】
立場を悪用しない

飲食店もアルバイトにとって社会の常識を学べるとっておきの環境です。

  • 言葉遣い
  • 身だしなみ
  • 仕事の優先順位
  • マネジメント

など就職をした際に社会の一般常識として使えるスキルを習得できます。

基本的に店長や社員が先頭に立って教育しなければならないのですが、その立場を利用してアルバイトを酷使している人も少なくありません。

  • 平気で遅刻してくる
  • 事務所から出てこない
  • アルバイトに仕事を丸投げする
  • 報連相が適当

など自分中心の行動は、アルバイトにとってストレスの原因となり退職につながります。

店長
店長
俺が店のトップだから

という立ち振る舞いは、アルバイトにとってストレスでしかありません。

立場を悪用せず、社会人としての自覚を持ちつつも、アルバイトと同じ視点に立って仕事をすることが大切です。

【まとめ】主役はアルバイト

飲食店は職場環境さえ整っていれば、アルバイトにとってやりがいのある仕事になります。

どんなに忙しいお店でも、従業員通しが元気に和気あいあいと働いていれば、自然と仕事が楽しくなりますし「辞めたい」という考えがなくなります。

アルバイトに長く続けてもらうには

要点まとめ
  1. ギャップを少なくする
  2. 仕事量を調節する
  3. シフトの融通を利かせる
  4. 丁寧に仕事を教える
  5. 信頼関係を構築する
  6. 常に明るい職場にする
  7. 立場を悪用しない

上記を含めて、自身の考え方や行動を振り返って修正できる点から改善し、アルバイトが「長く続けたい!」と思える環境を作ることが大切です。

店長
店長
社員だって大変なんだよ…

という気持ちも分かりますが、アルバイトにとってはそれが社員の仕事であり「大変なのは関係のないこと」と判断されます。

ですので大変なことを理由にせず、アルバイトと同じ視点に立って考えて、マイナスな要素がある場合は積極的に改善をしていきましょう。

 

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